アメリカ、インド、ASEAN株式投資へ挑戦

ASEANでの駐在経験を活かしてインド、ASEANに投資!アメリカ株も!

会社の家賃補助対象が45歳までが多い理由

ずばり、国によって定められた「普通の人生」を歩むためです。

お題「みなさんは賃貸派ですか? 持ち家派ですか? 最近家を買ったのですが、家の間取りを見るのが好きでいろいろな家に住める賃貸も改めて魅力的だなと思いました。皆さんはどちらですか?」 - はてなブログ

いわゆる日本の大企業では独身寮は30歳または35歳まで。家族と住む社宅は45歳までが補助の対象という会社が多いです。

これらの年齢の根拠は何なのか。その疑問の答えを探りました。

45歳で35年の住宅ローンを組む

フラット35がこれです。

私は住宅購入意欲が今のところ全くないので、ちゃんと調べたことはありませんでした。ファイナンシャルプランナー資格など勉強で法律に触れると、そう仕組まれているのかとよく分かります。

フラット35とは、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携し、提供している長期固定金利の住宅ローン。「返済期間は最長35年で、完済時の年齢は80歳以下でなければならない」と定められています。つまり、最長35年で返済しようとすると45歳から始めないといけません。

 

別に悪いことじゃないんですが、この35、45、80という数字を見たとき、ちょっとぞっとしました。自分たちは自由に生きてるつもりでも、実は予定通りに生かされているんじゃないかと、、

「普通の人生」モデル

上述の住宅購入も含めて、勉強を進めていくと多くの法律が国によって定められた「普通の人生」を前提に構築されていることが判ります。それらは、これまで経験則で何となく解ってはいたものの、勉強により体系的に理解できるとより鮮明に全体像をつかむことができます。

 

  1. (18~22歳)必要な人は教育ローン(返済期間:最長15年)を借りながら大学に通う。

  2. (23~35歳)大学を卒業し企業へ就職。35歳まで独身寮に入りながら頑張って働く。

  3. (35歳)結婚して社宅に入る。財形住宅貯蓄で住宅購入資金を、学資保険で子供の教育資金を貯める

  4. (38歳)自身の教育ローンを完済

  5. (45歳)住宅購入。財形住宅貯蓄分を頭金にフラット35で住宅ローン融資(返済期間:最長35年)を受ける

  6. (45歳~65歳)定年まで一社で勤める。その間に確定拠出年金等で老後資金を貯める

  7. (65歳~)厚生年金と確定拠出年金をもらいながら生活する。

  8. (75歳~)後期高齢者医療制度の対象となる。自己負担1割。

  9. (80歳)フラット35を完済。

  10. (90歳)相続。基礎控除4,800万円(3000万円+妻・子二人の3人×600万円)以内で相続税は掛からない。

こんな感じでしょうか。

今は「普通」が劇的に変わる過渡期

昨今では、この「昭和の普通の人生」を送るのが多くの人にとって難しくなってきたと言われています。なので法律にも新たな生活様式に合わせて変更されているところがあります。今はそれらが継ぎはぎ的に変更されているのでよく分かります。例えば、「女性は主婦になり、家に入り、育児を行う」「男性は外で働き続ける」を前提にされた部分には多くの変更点が見受けられます。

そういえば、「さざえさん」を見て共感できない子供が増えているようです。近い将来、「さざえさん」はにほん昔話化するかもしれません。日本人のライフスタイルが劇的に変わる転換期にあるのではないかと最近切に感じます。

 「普通の人生」は昭和日本の幸せの形

自分はこの「昭和の普通の人生」に概ねまだ乗れているだけ幸せなのかもしれません。いい意味で期待を裏切る方向に進みたいですね。

 

資産は自ら作り、守りましょう!

(以下2023年3月に更新)

僕はおもに米株投資していますが、直近(2023年3月)は株が軟調なので金と仮想通過もチェックし始めました。

金融や銀行への信用不安の中、休むも相場ということで、投資比率やトレード頻度を減らしている方が多いと思います。既存の金融システムへの不信・不安から有事の金に加え、仮想通貨に資金が流れ、直近かなり値を上げています。すぐに取引するつもりはなくても、いざという時にすぐ対応できるよう今のうちに口座開設だけでもしておくのはいかがでしょう。

色々調べたところ各社色んなキャンペーンを行っています。例えばDMMなら口座開設しただけで2000円もらえます。取り敢えず開設して2000円もらっておくだけもいいと思います。

aseanmickey.hatenablog.com